正行院は鎌倉幕府、侍所別当の和田義盛が正治元年(1199年)に妻である巴御前の菩提寺として現在の横須賀市秋谷の乗越海岸に建立したのが始まりとされ、巴御前の遺髪が埋蔵されたといわれています。明応7年(1499年)鎌倉光明寺第9世観誉祐崇上人(鎌倉光明寺十夜の祖)が現在の地に移されました。
寛永17年(1640年)類焼により本堂を焼失しましたが、慶安元年(1648年)3代目将軍徳川家光より御朱印を下賜され、万治2年(1659年)に本堂が再建されました。
三浦薬師如来17番札所になっており、以前は境内薬師堂で祀っておりましたお像は現在、本堂へ移転され祀られております。
〜自然豊かな寺院〜
正行院は神奈川県横須賀市秋谷にある自然豊かな寺院です。
山号は紫雲山、秋谷寺。
周辺には前田川、大楠山ハイキングコース、湘南国際村、秋谷神社、浄楽寺、立石海岸、秋谷海岸など自然と歴史を感じることのできる施設が充実しており、当寺は逗子ICから車で10分の好立地です。
駐車場は20台分完備しております。